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嘉村建設は、創業より道路や河川、農業土木、造成工事といったさまざまな土木事業に携わってきました。島根県東部を中心に、あらゆるインフラ整備を手がけてきた実績と信頼。
嘉村建設は、人々の暮らしを守り、支えるための社会資本を造る土木事業において、多くのノウハウを培っています。ここでは、これまでの施工実績について一部紹介いたします。
創業より道路や河川、農業土木、造成工事といったさまざまな土木事業に携わってきました。島根県東部を中心に、あらゆるインフラ整備を手がけてきた実績と信頼。
嘉村建設は、人々の暮らしを守り、支えるための社会資本を造る土木事業において、多くのノウハウを培っています。
道路は当たり前のように存在する生活や社会の基盤ともいえるものです。舗装されていない道路だと、雨が多い時はぬかるみが増え、また乾燥した時だと粉塵が舞うため、交通環境が悪化してしまうことがあるでしょう。舗装を行うことによって、天候や季節での影響も少なく、歩行者や車両にとって安全な通行ができ、快適な道路を利用できます。また、道路の舗装は実用面だけでなく、景観にもプラスの役割があります。周辺環境に適した舗装によって、見た目も良くなり、景観の維持・改善にも役立っています。
❶新設工事/道がない場所に、新しく道路をつくる工事を行っています。
❷改良工事/高齢者や障害を抱えた方が快適に生活できるようにバリアフリー化や、車両が入りにくい道路や見通しが悪い道路などの改善を目的に幅を広げる工事を行っています。
❸維持・修繕工事/何十年経過し老朽化した道路のメンテナンスや、標識・ガードレールなどを新しく取り換える工事を行っています。
道路工事
維持修繕工事(ガードレール取換)
大雨や台風などの水害を予防するために行われる工事を行っています。堤防や川底の強化、逆流を防止するために水門を設置する工事なども含まれます。もし河川工事をしなければ、河川の氾濫が起き、河川の周辺にある建物などに被害をもたらすこともあるでしょう。それらの被害を防ぐために河川工事は必要です。
我が国では、毎年豪雨や地震などにより大小様々な災害が多数発生しています。公共土木施設(河川、海岸、砂防、地すべり、急傾斜地、道路、下水道、公園の施設等)が豪雨や地震などの異常な天然現象によって被災した場合、被害を復旧(元に戻す)する工事を行っています。
河川工事
災害復旧工事
土砂災害から私たちの命や暮らしを守るために行われる様々な工事のことです。例えば、流れの急な川では、大雨などで水が増えると、水の力で川底や川岸の土砂が大量に削られ、それが下流に運ばれ土砂災害を引き起こす恐れがあります。そのため、削られた土砂が下流に運ばれるのを防ぐため砂防堰堤などをつくる工事を行っています。
森林を作る前段階として山腹の環境を整える土木工事のことです。森林資源を守り、水害を防止するためにも欠かせない重要な土木工事を行っています。長期的な視野に立って森林を形成しつつ、下流への過剰な土砂流出を抑制するための知識と技術が問われます。
砂防工事
治山工事
①造成工事とは、宅地に家を建てられる状態にしたり、区画をひとまとめにする工事のことです。土地が変形していたり、高低差があったり、地盤が軟弱である場合に造成工事を行います。また、高低差がある土地では切土や盛土が行われ土地を平らにし、段差をつけて家が建てられる状態に仕上げていきます。
②外構工事とは、目的に合わせて土地の区画や形を変え、コンクリート擁壁やブロックで土留めを行う等の構造物工事です。この場合、盛土の崩壊を抑えられるようになり、敷地ぎりぎりまで平らでなだらかな状態にできるので土地を有効活用できます。
エクステリア工事は門扉や車庫、庭に設置されるウッドデッキや植栽、また外水道などのことです。エクステリアを構成する主要部分は、内外から出入りする「門扉」があり、外部からの侵入を防ぐ「フェンス」、門扉から玄関に続く「アプローチ」があります。
庭側に転ずると掃き出し窓から続く「ウッドデッキ」や「三和土(たたき)」があり、「カーポート、ガレージ」のスペースをつくる等の工事も行っています。
造成・外構工事
エクステリア工事
農業土木工事は主に灌漑(かんがい)工事や農用造成工事があります。 灌漑(灌漑)工事は用・排水路等を設置し、外部から人工的に農地に水を引いたり、排水を行う工事で、農用造成工事は耕作に適した土を埋土・盛土し、農用に形質を変更させ、土地を農地にする工事を行っています。
下水工事とは、生活排水・産業排水・農業排水などを公共下水管へ流すための各施設を設ける工事を行っています。(排水を可能にして、排水処理場まで繋げます。)排水処理場では、汚水を処理して河川に放流します。排水処理後に放流しないと、特定の植物プランクトンが増殖し、魚介類やプランクトンが死滅し水質汚濁の要因になります。
下水道法第1条においても、「公衆衛生の向上に寄与し、あわせて公共用水域の水質保全に資することを目的とする。」と定められています。
農業土木工事
下水道工事
近年、世界各地で大雨による洪水や干ばつなどの自然災害が毎年のように起きています。我々が生活している出雲地区においても令和3年の豪雨災害などが記憶に新しいところです。弊社におきましても各種公共施設、民家の土砂崩れ対応でかなりの時間を費やしました。未だに手付かずの場所もあり引続き対応を行っているのが現状です。このように激甚化する各種災害から命と暮らしを守るため災害発生時は迅速に現場に駆け付け、弊社の重機やトラックをフルに稼働させ緊急的対応についても行っています。
災害発生時緊急対応(伐木)
災害発生時緊急対応(崩落土砂撤去)
除雪活動を通じ、地域の暮らしを守り、安全で円滑な生活に寄与しています。
弊社がある地域は出雲市郊外の中山間地区に位置するため、冬季は降雪により地域住民の皆様にさまざまな影響を与えます。特に現在は車社会となり、幹線道路は地域住民の生活に直結しているため、除雪作業が必要不可欠となっております。
弊社では毎年、島根県、出雲市を始め公益財団法人様より除雪に関する委託を行い、各道路の除雪作業を行い地域の暮らしを守り、安全で円滑な生活に寄与するべく活動しております。
※民間施設(大型店舗駐車場等)の除雪も行いますが、上記生活道路を最優先としております。そのため民間施設については順次対応しておりますのでご了承ください。
弊社では、モノ(機械の自動化・自律化)とコト(施工オペレーションの最適化)で、施工のデジタルトランスフォーメーション(DX)を起こし、「安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場」の実現を目指して『ICT施工※』へ積極的に取り組んでおります。この度、その一環である3D-MG(マシンガイダンス※)バックホウを導入しました。
※ICTとは (Information and Communication Technology を略した言葉で、日本語では「情報通信技術」を意味します。)
※MG(マシンガイダンス)とは「3次元設計データ」を搭載したバックホウにより掘削・法面整形作業等を行うことで、「3次元設計データとバケット位置との標高差」等の操作支援情報をオペレータに提供して、オペレータがバックホウの全ての操作を行う技術です。
この日に備え、3D-MGバックホウを動かすために必要となる3次元(3Ⅾ)設計データ作成の各種ソフト(点群処理・面データ作成編集・3D出来形管理)を導入し、自社で設計・施工できる環境を整えていました。また、作成した3次元データから測量を行う機器(従来は複数名で行っていた現場での位置出しや丁張設置、施工段階のチェックなどの作業を「ワンマン」で行うことができるICT施工現場端末アプリ)も2台導入し3Dデータを積極的に活用した施工を行っておりましたので比較的スムーズに3D-MCバックホウへ移行する事ができました。
この分野は今後、急速に発展していきます。弊社もこの変化を的確に捉え、時代の要請に応えて、豊かな社会づくりに貢献できるよう努力を重ねて参ります。
ドローンで撮影した写真と3Ⅾ設計データを
重ね合わせたデータ(上面図)
上記データより3Ⅾホログラム投影したデータ
(河川護岸および樋管構造物)
3Ⅾ設計データをホログラム投影したデータ
(河川護岸と取水函渠)
3Ⅾ設計データを用いる事でどの位置でも容易に計画位置が把握できます。
弊社の3Ⅾ-MGバックホウはネットワーク型RTK(VRS)タイプのGPS測量方式を用いており、
どの位置でも容易に計画位置が把握できます。